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GKD-06 バリゴ 完成写真

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 こんにちは。林哲平です。

 6体目のケルバーダイン、バリゴが完成しました♪

 前作のグラッズドレアを突起の多い複雑なデザインとしたので、バリゴは余分なものを徹底的に省いたスタイルとしました。

 バリゴはケルバーダインで初となる、完全に人型を外れた形をしています。

 そして……誤ってデータを消してしまったため、ケルバーダインの醍醐味である途中写真が今回はありません。

 大変申し訳ないです。


【設定】

 ケルバーダインの設定はこちら

 再生構築機界ケルバーダイ

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 バリゴはケルバーダインの世界を脅かす6柱の機界神の一つ、ヴァヴニーゼル配下のケルバーダインです。

 軽量で頑丈な 「IIK装甲」で構成されているため、見た目に反して素早く動きます。

 戦闘用では無く、機界神の求める資材をひたすら集めることが主な任務。

 ギガンティアやサクセサリアムのケルバーダインには敵いませんが、辺境の警備隊などが保有する旧式のケルバーダインにとっては大きな脅威となっています。

 バリゴは何百体も集合して活動し、目に入るもの全てを根こそぎ喰らい尽くします。

 バリゴの群れに襲われ、丸ごとヴァヴニーゼルの供物となった辺境のケルバーリージョンは10や20ではきかないのです。


【使った素材について】

 デザイン以外にも、バリゴにはこれまでのケルバーダインとはまったく違う特徴があります。

 それはズバリ、「素材」

 皆さんは何から出来ていると思いますか?

 友人に見せたところ、「粘土だろ」と速答されましたが、粘土ではありません。

 実はバリゴ、99パーセント紙で出来ています。

 奥さんが練習用に制作した張り子の失敗作を繋ぎ合わせて製作したものなんです。

 以前「KDD-04ブリアード」を製作したときのこと。

 失敗作の犬張り子を素材として使ったら奥さんに大ウケ。

「まだまだいっぱいあるから使って♪」

 と過去に作った練習用の張り子をいっぱいもらったわけなのです。


【構成】



 もらった張り子をあれやこれやと組み合わせたのですが、ど~しても人型にするには部品が足りません。

 仕方がないので、量産型ビグザムのような腕だけで屹立するモビルアーマー体型にしてみました。


 この福助の練習用に制作された失敗作が4体ほどイケニエとなっています。

 写真で見比べると一目瞭然! 福助も合体すればロボになるのです!!!

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 目やリベット状のモールドはツマヨウジを突き刺して表現。

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 間接はアクリル絵の具を染み込ませたティッシュでシーリングを施し、背面には排気管状の突起を植えつてみました。このあたりはエイリアンのオマージュです。

 ドッグバスターを作ったばかりなので、まだエイリアン熱が冷めてないんですよね。実家に帰ったっらドッグエイリアンのプラモデルでも回収してこようかなあ……


【塗装】

 Mr.カラーのネイビーブルーの上からRLM74グレーバイオレットで波形に迷彩。

 タミヤエナメルカラーのフラットブラック(50%)+フラットブラウン(50%) でウォッシングし、足回りをガンダムウェザリングマーカーのサンドでウェザリング。

 最後に鉛筆の芯をヤスリで削り粉末状にしたものを所々に擦り付けて金属感を出し完成です。


【紙という素材】

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 CADの一般化やレーザー裁断加工の進歩により、クオリティの高いペーパークラフトが増えています。

 中には紙創りのようなエッチングパーツの代用となる製品もあります。

 バリゴを製作して思ったのは、「紙って面白い!」ということ。

 曲面で中空のパーツを作る張り子の技術。

 折り曲げ、組み立てシャープな立体を作るペーパークラフトの技術。

 この二つを組み合わせれば、新しい造形表現が出来そうな予感がします。

 ちなみに「バリゴ」という名前は「張り子」に濁点を付けたもの。ロボットの名前に濁点は欠かせませんね。


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HALCYON 1:1 DOG BURSTER(ドッグバスター)(3)完成写真

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 こんにちは。林哲平です。ドッグバスターが完成しました♪

 全長42cm、全高32cmというビッグサイズ。

 全身を覆う緻密な生物的ディテール。

 そして躍動感あふれるポージングにより、満足のゆく作品となりました。

 完成編では、塗装テクニックと細部の写真を詳しく紹介していきます。


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 【塗装】

 今回メインに使用した塗料は以下の4種類。

 イリサワ Vカラー フレッシュB
      Vカラー専用シンナー


 ワシン 水性目部着色剤 ポアーステイン〈顔料系〉近似色(4)マホガニーブラウン 

 タミヤ  タミヤエナメルカラー フラットフレッシュ

 ソフビキットの塗装にはVカラーが最適です。そもそもVカラーはソフビキットの塗装するために開発された塗料。塗料自体に柔軟性があり、完成後に部品を曲げたりしてもひび割れたりすることが少ないのです。塗料の乾燥も早く、手早い作業を行うことができます。

 まず全身にフレッシュBを吹き、ポアーステインのマホガニーブラウンで強めにウォッシングします。ウォッシングは本来なら発色と伸びが良く、ラッカー系塗料の下地を侵さず拭き取りができるエナメル系塗料で行うのがベストです。

 しかし。ソフビキットにエナメル塗料でべったりと塗装するとソフビとエナメル溶剤が反応し、塗料が乾かずいつまでたってもベタベタのままという最悪の事態が発生します。

 昔の自分はこのことを知らずソフビキットのビッグチャップ(エイリアン1に登場するエイリアンの俗称)をエナメルでウォッシングしてしまい、半年以上ベタるという悲劇を味わいました。エイリアンの表面がベタベタするのはある意味リアルかもしれませんが、模型ではちょっと困ります。

 ポアーステインはホームセンターなどで販売されている水性の木彫用途良で、本来は木目を際立たせる目的で使います。水性で乾燥までに少し時間がかかるので、水をふくませたティッシュなどでふきとりながら作業すれば、色の濃度を簡単に調整できます。

 ドッグバスターは細かなディテールが多いので、関節の隙間やヒダの奥など、全身の隅々までポアーステインを流し込みました。

 ウォッシングが終わったら、エナメルのフラットフレッシュを全体にドライブラシします。表面に彫刻されている筋やヒダなどの生物ディテールを浮き上がらせるため、派手目にドライブラシしていきます。

 上にも書いた通り、エナメル塗料はソフビキットには向きません。しかし、溶剤成分をほとんど使わないドライブラシならば完成後もベタつかず問題なく作業できます。

 どうしても気になるという人は油絵の具でドライブラシしましょう。

 最後にエナメル塗料のホワイトで歯をドライブラシ。これにて完成です。

 
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 【四面図】

 チェストバスターやフェイスハガーと並ぶ、皮を剥がれた筋肉むき出しの生肉のような表面、背中から尻尾にかけてのゴツゴツして突き出した背骨、頭部や股間に見られる男性器を模したデザインが異彩を放っています。

 エイリアンのデザイナーであるH・R・ギーガー氏は作品のモチーフとして、機械と融合した生物、性器、骨をデザインの中に取り入れることで有名です。

 ギーガー氏の作品は濃い白黒の濃淡をつけたモノトーンの色調が特徴なので、ドッグバスターも白黒で塗装し、「ギーガー・デザイナーズカラー」風の作品として仕上げるのも面白いかもしれません。

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【頭部】

 ぽっこりと膨らんだ形が特徴の頭部。ドッグバスターではひび割れた血管のような筋が入っていますが、生体になるとこの部分は滑らかな質感の透明フードになります。
 
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 首の付け根は男性器の亀頭裏側を模したデザインとなっています。この生々しさもエイリアンの魅力。

 エイリアン2のエイリアン・ウォーリアーの頭部なんてもうそのまま男性器ですし。それにくらべればドッグバスターはまだまだ大人しい部類なのかもしれません。
  
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 口部アップ。エイリアンの特徴であるヤゴのような二重アゴも奥にしっかりモールドされています。

 逆テーパーが得意なソフビキットとはいえ、歯やアゴを別パーツ化せず一発で抜いているのは見事! モデラーとしては、こういった「すごい成型のパーツ」を見ると嬉しくなってきますね。

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 首はエポパテで自作した部分です。塗装により周りのパーツと馴染み、違和感無く仕上げることができました。

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 【背部】

 背骨と肋骨状の筋肉のうねりが特徴的です。

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 【尻尾】

 むき出しの骸骨のような尻尾には、こまかなディテールが深く彫り込まれている部分。

 尻尾は特別強めにウォッシングし、ドライブラシしてメリハリをつけています。

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 尻尾先端アップ。

 成体になるとこの部分で人間を串刺しにしたりする凶悪な部分なのですが、ドッグバスターの段階では刺というよりも魚のヒレのような形状をしています。

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 【脚部】

 細長く、しなやかな脚部。

 犬というよりも、生まれたての子牛のような形状をしています。これはHALCYON 1:1ドッグバスター(1) レビュー編でも書いた通り、エイリアン3の原案では犬ではなく牛から生まれる「バンビ・エイリアン」としてデザインされたため。弱々しく立ち上がる、生まれたての子牛の脚だと考えると納得のゆく形状だと思います。
 
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 流れるような筋肉状のディテールと、ゴツゴツした腰骨のような形状が特徴的な関節部分。ウォッシングとドライブラシが映えるポイントです。

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 ディテールの集中する足首。
  
 人間の指のような形状が気持ち悪くもありつつ、また興味深い部分です

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 【ネームプレート】

 自分としては珍しくベースまで作ったので、ついでにネームプレートを制作してみました。

 まず亜鉛板にインレタで文字を貼り付け、金属版画用のエッチング液に浸して腐食させます。

 しばらく待ち表面が腐食してきたら、水洗いしてインレタを剥がし完成です。

 『エイリアン3』の薄汚れた宇宙刑務所をイメージし、表面を強くサビさせています。文字も少し歪ませたり欠けさせたりして荒廃した雰囲気を演出してみました。

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 小学生のとき憧れた小さな夢に、無事決着をつけることができた感じがします。

 思えば私がエイリアンキットを集めるきっかけとなった、ホビージャパン1992年7月号が発刊されたのが今からぴったり20年前。

 まさか20年後に自分が憧れていた雑誌で仕事をし、おまけにお金も無く、物理的な距離により手に入れることすら難しかったドッグバスターを趣味で制作することになるなんて夢にも思っていませんでした。

 もしデロリアンで過去に戻り、小学生の自分にこのことを話しても絶対に信じないと思います。迷わず警察に「変質者が出た!!」と通報しますね。

 幸い奥さんも「これは格好いいね♪」と気に入ってもらえたので、さっそく玄関に置いたのですが……

 宅急便のおじさんにめちゃめちゃびっくりされたので、泣く泣く本棚の上に待機してもらっています。

 番犬にするには、ちょっとインパクトが強すぎたのかもしれませんね。


 関連記事

 HALCYON 1:1ドッグバスター(1) レビュー編
 HALCYON 1:1ドッグバスター(2)製作途中写真


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プロフィール

林哲平

Author:林哲平
林哲平と申します。物心ついた頃から模型製作一筋。気がついたら模型を生業とする立場になっておりました。現在は総合模型雑誌「ホビージャパン」さまにお仕事を頂くことができ、充実した毎日を送っております。最近はメタルフィギュにハマり中です。連絡はhayashiteppei30@gmail.comまでメールをお願いします。

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