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フジミ 1/24フォルクスワーゲン ゴルフⅡGTI

GOLF (2)

 【1/24 フォルクスワーゲン ゴルフ Ⅱ GTI16V】

 フジミ模型 税込み1944円

 実車はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが製造していたゴルフシリーズの2代目。

 2代目ゴルフはジョルジエット・ジウジアーロでがデザインした初代ゴルフのデザインラインを強く引き継いでいるので、「ゴルフは2代目までがゴルフ」というゴルフファンも多いですね。

 2014年、外国車として初めてカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したゴルフ7などでも謳われていますが、機械的信頼製をウリにしている車で、ゴルフⅡは同年代の日本車などとくらべても格段に耐久性が高いとか。

 うちの奥さんの実家の近くの家に、ゴルフⅡの初期型、左ハンドルでライトが4灯のおそらくドイツから初期に並行輸入されたバージョンのゴルフが止まっていることに最近になって気がつき、「プラモ作る前に知ってれば参考にしたのに!!!」と見るたびに思います。

GOLF (11)

 フジミのゴルフⅡは1990年台初期に発売されたキット。

 エンジンは入っておらず、ステアも無可動で車軸は金属シャフトという簡易的な内容ですが、プロポーションはゴルフⅡのカチっとしたシャープなラインを上手に再現しています。

 キットはゴルフⅡの初期型を立体化したもの。

 私が今回製作したのは「峠シリーズ」として2014年末に再販されたもので、キットの組み立て指示では使わないようになっていますが、4灯型フロントグリルや左ハンドル用のダッシュボード、ラゲッジスペースのカバーもしっかりと入っています。

 ただ、残念ながらゴルフⅡGTIが本来履いているタイヤとホイールである純正使用の「ピレリ6」は入っていません。

 あくまで走り屋使用、カスタムベースのキットということなんでしょう。

GOLF (10)

 遅ればせながらこんにちは。林哲平です。

 このゴルフⅡGTI。

 プラモを初めて30年、初めて完成させたカーモデルなんです。

 戦車は大好きでしたが、乗用車やF1カーなどいわゆる「柔らかい」車ってまったく興味が持てなかったんですよね。

 純粋に模型的な興味から何度か作ってみたことはあったのですが、ホコリが着いたり、クリアーパーツが割れたり、キレイに組み上げたりすることが出来ず、やる気を失っていつも挫折していました。

 
GOLF (9)

 ただ、ホビージャパン編集部でなんどもプロのカーモデラーが製作した完成品を見る機会があり、「これは凄い!!!いつかこんなの作ってみたい!!!」とは常に思っていたんですよね。

 それを決定づけたのが、一戸寛氏が製作されたタミヤの1/12フェラーリ312T2を生で見たときでした。

 たまたま納品のときに居合わせたのでカウルを外して中を見せてもらったりと隅々までじっくりと見ることができ、ああ、模型の世界って自分はまだまだ知らないことばかりなんだなと猛省したことをよく覚えています。

GOLF (3)
GOLF (4)

 息子が生まれたのを機に一軒家に引っ越し、結構広めの作業部屋を使えるようになったとき、今こそカーモデルに再チャレンジするときだ!!! と決意しました。

 幸い、仕事で製作した光沢塗装の作例「Rギャンノーブル」の光沢仕上げが想像以上にうまく行き、自信がついていたのも追い風に。

 で、どんな車を作るか……

 過去の自分の失敗から振り返って得た結論は「部品が少なく、作りやすいキットを作る!!!」ということ。

 小学5年生のとき失敗したのは、当時ホビージャパンで見て「このプラモは凄いかも!!!」と小遣い全部はたいて買ったロッソの1/43フェラーリ。

 細かい部品をうまく接着したり、デカールをキレイに張れずに挫折。

 25歳のとき、カーモデリングマニュアルのランボルギーニ編を読んで「そうだ!!! カウンタックを作ろう!!!」と「一番出来がいい」という判断基準だけでフジミのエンスージアストシリーズのカウンタックを購入。

 シャシーとボディ、他にもいろんなところが合わずに挫折。

 他ジャンルの経験値があるにしても、プラモデルはジャンルが違うと作り方がガラリと変わります。

 いいモノを作りたい!!! という思いは大切ですが、背伸びしすぎて自分に扱えないものを選ぶのは模型製作で初心者が陥りがちな最悪のパターンの一つ。

 なのでホビージャパン編集部のカーモデル担当、舟戸氏に「カーモデルにチャレンジしたいんだけど、エンジン無しでパーツの少ない、作りやすいキット無いですか?」と尋ねました。

 そこでいただいたのがこのゴルフⅡのキット。




 当時は車についての知識がゼロだったので「この車、ビートルじゃないのになんでフォルクスワーゲンのマークが入ってるんだろう?」とか思っていました。

GOLF (5)
GOLF (6)

 そんなこんなで製作を始めたのですが、キットの指示ではフロントグリルは2灯、かつ右ハンドルでインテリアに補強用のロールバーの設置するというアバンギャルドな走り屋使用となっています。

 フジミのゴルフ2は初期の左ハンドル車をモデライズしたもの。

 2灯で、しかも右ハンドルにするとなるとワイパーの位置やAピラー後ろの三角窓などいろんな部分を改造しなければなりません。

 そもそもドイツ車だし、左ハンドルのほうが格好いいのでキットのおまけパーツを駆使し、4灯型の初期仕様、16Vエンジンを搭載した「ゴルフⅡ GTI16V」 として製作しました。

GOLF (7)

 仕事の合間をぬってちょこちょこ進めていたので、製作期間は3ヶ月ほど。

 基本的に改造はせず製作していますが、20年以上前のキットだけあって金型があちこち傷んでおり、修正に時間をかけました。

 特に気になったのがフロントガラス側面のピラー。

 ゴム部分が太すぎ、ボディカラーが出るはずの部分が全て埋まっているんですよね。

 ここはスジ彫り堂のロックレーザー328で一旦ディテールを全て埋め、BMCタガネで彫りなおしています。

 三角窓の枠はディテールが甘く、かつクリアーパーツを磨く邪魔になったので一旦削り落とし、エバーグリーンのプラ板で作りなおしています。

GOLF (8)


 タイヤはよっぽどピレリP6に変えようかと思いましたが、

 「手を入れだすとキリが無いッ!! ここは完成を優先させるッ!!」

 と目を瞑りました。

 ボディカラーはいろいろ悩みましたが、奥さんの好きなブルーに決定。

 下地にガイアノーツのピュアブラックを吹き、タミヤのマイカブルーをエアブラシに移して塗装。

 クリアーはガイアノーツのExクリアーを4回吹いてクリアー層を作ったあと1500番紙ヤスリで表面の凹凸を除去。

 薄めに溶いたExクリアーを上掛けして光沢を復活させたのち、タミヤのコンパウンドを粗め→細め→仕上げ目の順番でかけてひたすら磨き。

 お風呂でボディを洗った後、ハセガワのセラミックコンパウンドでさらに磨き、タミヤモデリングワックスをかけてボディを仕上げました。

 ホイールはアルティメットブラックを塗装した上にExクリアーを吹き、その上からメッキシルバーで塗装しています。


 こう書くと失敗もせず簡単に出来たように見えるかもしれません。

 しかし実際はカーモデルのHOW TO本に載っている失敗を全てコンプリートしており、失敗→修正→失敗の繰り返し。

 こんなに失敗しながらプラモデルを作るのは生まれて初めてでしたね。

 しかし、これほどプラモデル製作を楽しめたのも久しぶりでした。

GOLF (12)

 昔から一度やってみたかった、自然光でパシャリ。

 カーモデルは屋外撮影が似合いますね。

 地面に腹ばいになる勇気が無かったので、ポストの上に乗っけて撮影しています。

GOLF (14)
GOLF (13)

 というわけで人生初のカーモデル、ゴルフⅡGTI16Vでした。

 3月の半ばには完成していたのですが、仕事が忙しくなり、写真を撮る暇も無かったんですよね。
 
 車はボディにいろいろなものが映り込むので、撮影がこんなに大変だっとはわかりませんでした。

 無改造ですし、仕上げの粗も多いのですが、模型歴30年にして初のカーモデル!!!

 完成品はすぐ押入れにしまう私ですが、ゴルフⅡは作業場の目立つ場所に今も飾っています。

 奥さんも「こんなにキレイに仕上がるなんて思って無かった!!! 私の好きなブルーに塗ってくれてありがとう♪」

 と大好評。

 下地塗装したあとに「このまま黒でよくね?」と思った自分に勝ってよかった(笑)


 ゴルフⅡの製作中から、自分の中で想像を絶するほどの猛烈な車ブームがやって来まして。

 いろんな本を買って読んだり、はたまたミニカーまで集めだしたりと小学生に戻ったような気分です。

 今カーモデルの勉強中ですが、「こんなキットがあったのか!!!」ともう目からウロコが落ちまくりで猛烈に楽しい。

 もし独身時代だったら、迷わず100個以上カーモデルを買っていたに違いありません。

 カーモデルで学んだ技術はガンプラの作例製作にもさっそく役立っており、この3ヶ月ほどで自分の腕がグン!と上がったことを実感しています。

 知らないことを学ぶって本当に楽しいですね。



 私、林哲平の創作するロボットを紹介するホームページです。ご覧頂ければ幸いです。

 再生構築機界ケルバーダイン

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 こちらは奥さんの経営する伝統玩具店のホームページとブログです。伝統の製法と素材にこだわり、職人が一つ一つ手作りで仕上げた伝統玩具「江戸張り子」を販売しています。こちらもよろしくお願いしますm(_ _)m

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プロフィール

林哲平

Author:林哲平
林哲平と申します。物心ついた頃から模型製作一筋。気がついたら模型を生業とする立場になっておりました。現在は総合模型雑誌「ホビージャパン」さまにお仕事を頂くことができ、充実した毎日を送っております。最近はメタルフィギュにハマり中です。連絡はhayashiteppei30@gmail.comまでメールをお願いします。

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