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初心者でも安心! プロモデラーが1から10まで教えるメタルフィギュア簡単製作法【10】簡単ベースデコレートペイント編

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 こんにちは!!! 林哲平です♪

 今回はベースデコレートした地面のペイント編。

 ウェットブラシとドライブラシを使って、凹凸をくっきりと目立たせてリアルな岩石表現の方法を解説していきます。
 

【1】下地のペイント

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 前回のベースデコレート工作編で石と砂でデコレートしたベース。

 このままではワイルドすぎるので、ミニチュアに合わせた色でペイントします。

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 使用するシタデルカラーはCHAOS BLACK,MECHANIOUS STANDARD GREY,ADMINISTRATUM GREY,SKULL WHITEの4種類

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 地面の塗装には平筆を使います。

 穂先の面積が広いので地面を手早くペイントできますし、ドライブラシやウェットブラシにも最適です。

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 ますはCHAOS BLACKでベースコート。

 ここは塗料が少し濃いめでも構わないので、下地を隠蔽することを最優先に塗装しましょう。

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 CHAOS BLACKをペイントした状態。

 塗料が石の隙間の奥まで行き渡るようにしっかりとペイントします。


【2】ウェットブラシにチャレンジ!!!

ウェットブラシは筆先に濃い目の塗料を含ませ、表面に筆先をこすりつけて下地を生かしつつペイントするテクニック。

 岩や地面など、凹凸が多いものの陰影を強調するには最適です。

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 まずは筆先にをMECHANIOUS STANDARD GREYをつけます。

 塗料はビンから取り出したそのままぐらいの濃さがベスト。

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 筆先を塗装する面にこすりつけるようにペイントします。

 下地を完全に塗りつぶしてしまわないように注意しましょう。

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 ウェットブラシで岩をペイントした状態。

 下地のCHAOS BLACKが影となり、全体的に陰影が強調された仕上がりとなりました。


【3】ドライブラシにチャレンジ!!!

 ドライブラシは筆に残った僅かな塗料で凸部分だけに塗料を乗せ、立体感を強調するテクニック。

 ウェットブラシと組み合わせればより自然なグランドワークが可能となります。

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 まずは筆先にADMINISTRATUM GREYを少量染み込ませ、ティッシュで塗料を拭きとって筆先にわずかに塗料が残っている状態にします。

 筆を拭きとったときに、塗料がティッシュにほとんどつかなくなるくらいが調度良い塩梅です。

 シタデルカラーは乾燥が早いので、実はあまりドライブラシには向いていません。

 目のペイント法で紹介したアクリル塗料用のリターダーを混ぜておくと乾燥時間が延び。ストレス無くドライブラシすることができます。

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 エッジや凸部分に筆先を擦りつけて色を乗せていきます。

 ADMINISTRATUM GREYをドライブラシしたらSKULL WHITEをさらにドライブラシして凸部分を強調してメリハリをつけます。

 
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 地面のペイントが完了した状態。

 凹凸の多い地面のペイントにはドライブラシが欠かせません。

 今回は分かりやすさを重視してグレースケールのみでドライブラシをしていますが、茶色や緑、青などを加えてドライブラシすると地面により豊かな表情をつけることもできます。

 ドライブラシは簡単な割に変わった効果の出せるテクニックなので、地面のペイント以外でもいろいろなところに応用できます。

 ぜひ試してみてください。


【4】失敗のリカバリー

 
 
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 ついにすべてのペイントが終了しました!!!

 台座のマスキングテープをはがして完成!!!

 といきたいところですが……

 
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 マスキング漏れが発覚!

 マスキングテープの隙間に、地面のベースコートとして使ったCHAOS BLACKが染みこんでいたようです。

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 当然リカバリーしてやる必要があります。

 使用するのはタミヤアクリルカラー用の溶剤です。

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 溶剤を染み込ませたティッシュではみ出た部分を拭き取ります。

 強くこすりすぎると台座を傷つけてしまうので、溶剤ではみ出た部分を溶かしながら表面を撫でるように拭き取りましょう。

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 拭きとった状態。

 しかし、これはシタデルカラーがアクリル系塗料だからこそ可能なテクニックでもあります。

 地面をラッカー系塗料で塗装していた場合だと、台座のニスの色ごと落ちてしまうからです。

 ディオラマやヴィネットの地面をペイントするときは、失敗したときのリカバリー法まで見据えて塗料を選んでおくと悲惨なことにならずにすみます。


【5】完成!!!

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 ベースデコレートを終え、ついにレッドドラゴンの完成です。

 ⇒レッドドラゴンヴィネット完成写真編へGO!!!

 coolornotminiの上位陣やゲームズワークショップのヘヴィーメタルチームの作例を見ると、メタルフィギュアやゲームミニチュアのペイントはとてつもなく難しいように見えますが、気をつけるポイントさえ知っていれば初心者でも見栄えよくミニチュアを仕上げることができます。

 5分10分のわずかな開いた時間で作業でき、スペースをとらず、いやな臭いもしないミニチュア製作はまさに日本の住宅事情には最適のホビーかもしれません。


 興味のある人はぜひメタルフィギュアにチャレンジしてくださいね♪



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Author:林哲平
林哲平と申します。物心ついた頃から模型製作一筋。気がついたら模型を生業とする立場になっておりました。現在は総合模型雑誌「ホビージャパン」さまにお仕事を頂くことができ、充実した毎日を送っております。最近はメタルフィギュにハマり中です。連絡はhayashiteppei30@gmail.comまでメールをお願いします。

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